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2025年12月8日

「屋上庭園」で、我が家だけの開放的な空間を手に入れる!


自宅の屋上がプライベートな庭になる「屋上庭園」。
マイホームを検討する際に、「屋上庭園のある家に住みたい!」と考える方も多いのではないでしょうか。
ここでは、屋上庭園のある家の特徴や、主なメリット・デメリットをご紹介。屋上庭園に興味がある方は、家づくりの参考になさってください。

屋上庭園で空間を有効活用!

屋上庭園とは、住宅の屋上につくられる庭空間です。屋上テラス、ルーフバルコニーと呼ばれることもあります。
住宅の密集した都市部では、土地が狭く、家をつくるときに庭のスペースが確保できないケースも多いですが、屋上庭園なら建物の上に広がる空間をムダにせず、庭として有効活用できます。

屋上庭園のメリットは?

屋上庭園は、道路に面した一般的な庭と違って、次のようなメリットがあります。

・人目を気にせずくつろげる
屋上庭園のメリットの一つが、自宅の屋上というプライベートな空間を広々と使えること。家族でBBQをする、子どものプール遊びをする、趣味のガーデニングや家庭菜園を楽しむ……と、思いのままに過ごせます。
一般的な道路に面した庭だと、通行人や隣家の目が気になるという方も多いですが、屋上庭園なら周囲から丸見えになる心配がないので、気兼ねなくくつろげるのではないでしょうか。

・眺望を楽しめる
屋上庭園は、家の敷地内でありながら、外とつながる開放的なスペース。家事や在宅ワークなどの合間に、ちょっと屋上に出て空を見上げたり、遠くを眺めたりして気軽にリフレッシュができます。海や川沿いのエリア、桜並木の美しい公園や地域の花火大会が見える立地などでは、屋上からの見事な眺望が期待できます。

・洗濯物が乾きやすい
広々とした屋上庭園は、洗濯物干し場としても活用できます。周囲に遮るものがないので日当たりと風通しがよく、また、人目を気にせず干せるメリットもあります。衣類はもちろん、布団やラグなどの大物も干しやすいでしょう。

・子どもの遊び場やドッグランになる
屋上庭園に人工芝を敷き詰めたり、ミニ砂場を設けたりして、小さい子どもやペットがのびのびと駆け回れるスペースにしている家庭も多いです。家の敷地内なので親の目が届きやすく、道路への飛び出しの心配もありません。

屋上庭園のデメリットは?

屋上庭園にはメリットがたくさんある一方で、注意したいデメリットもあります。

・建築費用が高くなる
屋上庭園を設けるには、屋上の防水工事をはじめ、排水設備、階段、安全対策のフェンスなどの設置工事が必要で、その分のコストが発生します。

・メンテナンスの手間がかかる
屋根の代わりに雨風を直接受ける屋上庭園では、劣化や雨漏りを防ぐために、排水設備の点検や落ち葉の掃き掃除など定期的なメンテナンスが必須です。防水は10年程度で効果が落ちてしまうので、10年に1回の頻度で再防水工事を行います。

・階段の昇り降りが必要
屋上に出るには階段を使うことになり、昇り降りの負担が生じます。特に、屋上庭園で洗濯物を干す場合、洗濯機から洗濯物を抱えて屋上まで行き来するため、洗濯機を階段の近くに配置するなど、動線を短くまとめる工夫をしましょう。

気になることがあれば住宅会社に相談を

土地が限られた都市部において、屋上を活用する屋上庭園は、貴重なプライベート空間を確保できる有効な手段です。一方で、雨風を受ける屋上の劣化や雨漏りリスクがあり、定期的なメンテナンスは欠かせません。
屋上庭園の施工を得意とする住宅会社なら、入居後のメンテナンス計画を含め、屋上庭園のある暮らしを快適にするノウハウも豊富ですので、疑問などがあれば気軽に相談してみましょう。

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