
マイホームを取得したら、忘れてはならないのが「住宅ローン控除」の申請手続き。
はじめてでも焦らず手続きを行うために、必要な準備やポイントを確認しましょう!
住宅ローン控除とは?
住宅ローン控除とは、10年以上の住宅ローンを組んで住宅を取得した場合に、入居から一定期間、年末の住宅ローン残高の0.7%が所得税から控除される仕組みです。所得税から控除しきれなかった場合は、翌年の住民税から差し引かれます。控除されるローン残高の上限額や控除期間、控除額などは入居年と住宅の省エネ性能によって異なります。
【控除対象となるローン残高の上限と控除期間】
年末のローン残高の上限 × 0.7% = 年間の控除額

ただし、住宅を取得すれば自動的に控除される訳ではなく、入居した翌年の2月16日~3月15日までに所得税の確定申告を行わなければいけません。
また、控除を受けるには所得制限などの条件があるため、不動産会社や金融機関に確認しておくことをおすすめします。
どんな準備が必要?
確定申告の手続きには、いくつか書類を準備する必要があります。
中には自分で取り寄せないといけない書類もあるので、早めに用意しましょう。
【準備する書類リスト】
| 書類 | 入手方法 |
| 確定申告書 | 税務署で直接書類をもらうか、国税庁サイトからダウンロードする |
| 住宅借入金等特別控除額の計算明細書 | 税務署で直接書類をもらうか、国税庁サイトからダウンロードする |
| 借入金年末残高証明書 | 金融機関から届く |
| 土地建物の登記事項証明書 | 法務局の窓口で交付を受けるか、オンラインで請求して自宅などに郵送してもらう |
| 売買契約書や工事請負契約書のコピー | 原本は契約時に取得済。申告用にコピーを用意する |
| 源泉徴収票 | 勤務先から受け取る |
| 本人確認書類のコピー | マイナンバーカードか、マイナンバーを確認できる書類と免許証など身元確認書類のコピーを用意する |
確定申告の手続き方法は?
確定申告の手続きは、
①確定申告書に直接記入して管轄の税務署に持参または郵送する
②オンラインで申告する
という2通りの方法があるので、やりやすいほうを選択しましょう。
確定申告書の記入方法については、税務署や国税庁サイトで入手できる手引書(所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き)に詳しい手順が記載されています。もしも分かりづらい場合は、税務署に問い合わせると丁寧に教えてもらえます。
また、オンライン申告は、国税庁サイトの確定申告書等作成コーナーにてデータを入力してアップロードするだけなので、忙しい方にぴったりです。
(参考)
国税庁「令和7年分 確定申告特集」準備編
会社員なら申告は1回だけでOK
会社員の場合、住宅ローン控除のための確定申告を1年目に済ませると、2年目以降は勤務先の年末調整のみで控除が受けられます。その際、税務署から届く「住宅借入金等特別控除証明書・控除申告書」と、金融機関から届く「借入金年末残高証明書」を勤務先に提出してください。
住宅ローン控除を受けるには、事前の書類準備や確定申告などの手間がかかりますが、一定期間の所得税が優遇されるお得な制度です。申告忘れのないよう、しっかりと準備を進めていきましょう。
