
3月に入り、スギ花粉の飛散がピークを迎えています。
花粉シーズンに窓を開けると、花粉が家の中へ侵入するため、窓を開けて換気をしたくない…とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
換気の基本は「24時間換気」
窓を閉めきっていると室内の汚れた空気が気になりますが、2003年以降の建物には24時間換気システムの設置が法律で義務付けられているため、24時間換気システムが正常に動いていれば、基本的に窓を開けて換気しなくても大丈夫です。
24時間換気システムとは、その名のとおり、機械が常時作動して家の中の空気を定期的に入れ替えるもの。戸建てやマンションに多い第3種換気方式の24時間換気システムの場合、浴室やトイレの換気扇で強制的に排気を行い、壁に取り付けた給気口から自然給気で屋外の空気を取り入れます。
約2時間で家全体の空気がほとんど入れ替わるので、ウイルスなどの感染症や、湿気によるカビ・ダニの発生、化学物質が原因のシックハウス症候群などの予防に役立ちます。
花粉対策のフィルターは必須!
窓を開けずに換気ができる24時間換気システムは便利なものですが、給気口から屋外の空気と一緒に花粉が侵入してくることもあります。対策として、花粉吸着タイプの給気口フィルターを取り付け、定期的にフィルターを掃除しましょう。
花粉の侵入が気になるあまり、24時間換気システムのスイッチを切りたくなるかも知れませんが、常に作動していないと汚れた空気や湿気、ホコリが室内にたまって健康に影響を及ぼすおそれもあります。
24時間換気システムは常にオンにして新鮮な空気を取り入れるとともに、花粉は給気口フィルターでブロックしましょう。
「空気清浄機」で花粉をキャッチ!
室内の空気を清潔に維持するなら、空気清浄機の使用もおすすめです。花粉サイズの0.3μmの粒子を99.97%以上捕集できるHEPAフィルターを搭載した空気清浄機を選ぶと、室内を舞う花粉を効率よく集めやすくなります。
さらに、花粉の侵入経路である玄関や窓の近くに空気清浄機を置くこともポイントです。
窓を開けるなら「時間帯」「天気」を見極めて
花粉の飛散量のピークは1日に2回あり、1回目は「お昼前後(11時~14時)」、2回目は「夕方前後(17時~19時)」に大量の花粉が風に乗って飛びまわります。一方で、「早朝(10時まで)」や「夜間(21時以降)」は飛散が比較的少ないため、窓を開けて新鮮な空気を取り込むなら、この時間帯をねらって短時間で換気を行うようにしましょう。また、雨が降ると花粉の飛散が少なくなるものの、雨上がりには一気に飛散が増えるので、天気にも注意が必要です。
窓を開けるときは全開にせず、レースのカーテンを閉めた状態で10㎝くらい開けると、室内への花粉の侵入を減らせます。屋外からの花粉が付着しやすいカーテンは定期的に洗濯しましょう。
住まいの花粉対策を万全に!
近年の住宅は24時間換気システムが導入されているため、花粉の飛散量が多い時期はなるべく窓を開けずに、必要な場合のみ時間帯や天候を見て換気を行うのがベター。給気口フィルターや空気清浄機も活用して、花粉シーズンを乗り切りましょう。
